この間テレビでしみ そばかすの特集を見ました。

これでも出店ペースはあまり変わっていないが、店舗開発力は確実に上がっている。 オペレーションはともかく、W社のスーパーセンターを意識した「スーパーセンター天理」をオープンしたからだ。
日経新聞の「新・ビッグストア調査」によると、イオンは市場の成長力が比較的弱く新規参入が少ない地域を押さえたという。 その根拠として、東北、関東内陸の茨城、栃木、群馬、山梨、長野、北陸の新潟、富山、石川、福井、近畿地方で店舗面積当たりのシェアはトップになった。
これは今後も維持されるだろう。 なぜならライバルはとっくにあきらめているし、Wマートは東北のライスフィールドを除きイオンのこれら商圏に出てくるとは考えにくい。
こうした地方の「たぬきやキツネの出る場所」にSC形式で出店するのは、横並び意識の強い日本リテイラーの陥っている弊害を断ち切ろうとしたことで評価ができる。 日本の大手は品揃えに特徴がない。
その理由はメーカー支配、問屋支配が強く、そのためにどの店に入っても同じ感覚になってしまうのである。 こうした状態を改善しないと生き残れない。
グループの売上高7兆円という目標設定もその数字自体に目的があるのではなく、イオンがめざす価格引き下げを実現するためのスケールメリットを手中に収める方便にすぎない。 世界市場でのWマートやガルワールの価格水準にするために、売り上げに対する粗利益を27%、販管率を22%、営業利益率を5%と設定しているが、現在のイオンの営業利益率は1%前半と低く他社と差はない。
別々の人間が別々に仕入れて売っていて他社と変わりがないというのは不思議だが、それは繰り返し述べてきたように日本の物価がメーカー、問屋、小売の三位一体により高値安定に操作され、互いに利益を保証し合っているからだ。 そこをイオンは仕入れコストから物流コスト、さらに人員の効率的配置などで世界のトップリテイラーWマートと互角に渡―合える体質を作りたいと焦っているのである。

それにはまず勝った経験を積まなければならなかった。 小さな勝利を経験しないで大きな勝利をおさめることはできない。
それには弱い相手と戦うことである。 相手がいなければもっと楽に勝てる。
こういう計算からカエルの鳴く土地に大きなSCを作っていったのである。 イオンはWマートの豊富な経営資源を恐れるイオンの店舗致は2002年2月期時点で、①GMS‥328②SM‥433③ドラッグストアー1332④HC‥64⑤CVS‥2010⑥百貨店‥4。
壽屋やマイカル、マイカル九州、いなげやなどを加えると閉店や再編分を差し引いてももっと多くなる。

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